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2002年6月13日(木)
俵孝太郎の「世界の中の日本 最良の選択」を読んでいます。
まだ読んでいる最中ですが、とても爽快なことばがあったので紹介します。
以下引用。
今の日本は全体的にみれば不景気などというものではない。非常に豊かだとさえ、いっても差し支えない。
しかし、豊かだなどとはいっていられない人たちがいることも、また事実である。その豊かでない、
不景気極まる、という向きは四とうりくらいに分類できるだろう。
第一は、バブルのときに、だれが見ても非常識なまでに高くなっている株や土地がもっと上がると思って
、ギャンブルをした連中である。それも、自分のカネでバクチを打つならオケラになるだけの話だけれども
、借金をしてまで盛大にやったから、いよいよ身動きつかなくなっているという連中である。これは自業自得で
あって、政治が悪いのでも政策が悪いのでもなんでもない。本人がバカなだけの話である。
第二は、バブルのときには、日本人全体にちょっと神経が狂っていたところがあって、消費がやたら
盛んになる、極端に華美に走る、という風潮があった。そうした中で、こうした状態が長く続くだろうと
判断を誤り、不適切で過大な設備投資に走った連中が続出した。客がロクにやってくるはずがないところに
ショッピング・モールを作った流通業界などが、その典型だ。
・・・中略
山の中にショッピング・モールを作っても、結局寄ってくるのは猿だけ、ということになるのはわかりきった
話であるはずなのに、それがわからなかった。
三番目はそういう連中にカネを貸した手合いである。
・・・略
不良債権が発生したと、銀行員や銀行の経営者がいうこと自体、自分はバカだったと天下に広告しているような
話であって、これも自業自得であるにすぎない。政策の失敗でもなければ、政治の責任でもない。彼らは銀行員
としてのイロハを怠り、彼らが金融機関の経営者として考えられないほど無能だった結果だとしか、いいようが
ない。
この三つのカテゴリーは、いずれも自由・自律、自己責任を旨とする資本主義社会における敗北者に
すぎないのであって、同情する余地などどこにもない。彼らは自分で丸裸になるなり、首を吊るなり、
責任をとればよいだけのことである。
6月14日(金)
すんげーびっくりした!!!。
あんまりびっくりしたので昨日に引き続き俵孝太郎の
「世界の中の日本 最良の選択」について書かせていただきます。
ついさっきまで昨日の続きを読んでまして、こんな感想を持っていました。
「俵老人っていろいろなことをよく知っているし、実に客観的に社会をみて
いるんだなあ、こういう人のことばってとっても為になるなあ。どんどん
前線にでて志を語って欲しいものだな」。
とっとっとっとっと ところがあああーーー!!
「(年金についての)「世代間不公平」をどう考えるか」
っという段落でいきなりこんなことを
いいだすんですうううーーー。(号泣)
「焼け跡から日本を世界の経済大国にしたのはだれの力か、ということだ。
若い連中が世代間不公平なんて偉そうに御託を並べるが、お前さんたちは
生まれたときからテレビがあったんじゃないのか。大学入ったら自家用車
を買ってもらったんしゃないのか。アメリカ仕込みの英語がじゃべれるそ
だが、留学費用はだれが出したのか。我々のように食うや食わずで連日ア
ルバイトをやって大学をでたのか。
どの企業にも、どの分野にも、創業者利益というのはあるのであって、
戦後日本の経済成長の創業者利益を焼け跡から日本を築いた世代が受ける
のは当然じゃないか。こういうと五十代の学者たちは閉口するが、それが
我々の世代の本音だ。」
まっ、まじかよ??、本音なのかよ?。
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・・
・・・
・・・・
・・・・・
うおおおっーーー。(号泣)
我々はどうしたらよいんだああああっーーー。(超号泣)
日本はいったいどうなっちゃうんだあああっーーー。(叫び)
神さまあああっーーー。(脳みそパニック)
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
ふうっ(深いため息)
さあーーって、いったいどっから突っ込んだらよいやら・・・。
創業者利益ってなんだ?。そんなもんあったっけ?。
ひょっとして株主配当のことか?。
それって出資者に与えられるもんで創業者に与えられるものではないぞ。
これがどの企業にもある???。
本田宗一郎は引退した後、働かなくてもホンダから給料もらってたのか??。
そんなことしてたらへたすっと「背任」で訴えられるぞ。
そうでなくっても「株主代表訴訟」とかされるぞ。
こう思っているのは俺だけなのか?。
それともホンダは引退後の役員に、創業した人だからって「恩給」をあげ
続けているのか?。
知らないのは俺だけなのか?。
俺が常識だと思っていることは完全に違っていたのか???。
・
・・
・・・
・・・・
・・・・・
うおおおっーーー。(号泣)
我々はどうしたらよいんだああああっーーー。(超号泣)
日本はいったいどうなっちゃうんだあああっーーー。(叫び)
神さまあああっーーー。(脳みそパニック)
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
ふうっ(再び深いため息)
それと、「焼け跡から日本を世界の経済大国にしたのはだれの力か」
っ聞いて、それは自分達の世代だけの力ということを前提に語ってます
けどおおおーーー。(女子高生風に)
ホンダだってトヨタだって松下だってソニーだって戦前、戦中の軍儒産業
の技術者が職を失ったところに「GHQの財閥解体政策」があって大企業
がなくなっちゃたからこれ幸いと創業したんじゃないですか?。
とすれば創業の元になるアイデアは戦前、戦中の軍の技術者の
功績だしーーー、
創業しやすい環境造りはGHQが用意したんだしーーー。
あんた達はただGHQと戦前、戦中の指導者達が創造してくれた社会基盤
の上で「食うや食わす」で馬車馬の様に働いたってだけですよおおおーーー。
そりゃあね、「焼け跡から日本を世界の経済大国に」するために並々ならぬ
尽力をされたことは認めますよ。でもだからといってそれを自分達だけの力
のようにいってみたりするのはあんまり自分勝手すぎますよおー。
悲しすぎますよおー(泣)
うおおおっーーー。(号泣)
我々はどうしたらよいんだああああっーーー。(超号泣)
日本はいったいどうなっちゃうんだあああっーーー。(叫び)
神さまあああっーーー。(脳みそパニック)
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